【インタビュー】枝廣瞳(中国電力ライシス)に聞いた「ミズノ製品のクオリティ」と「アスリートとしての目標」

実業団のトップチーム・中国電力ライシスの主力選手として活躍する枝廣瞳は、2026年1月からミズノとのアドバイザリー契約を締結し、新たなモチベーションを胸に戦い続けている。
彼女の契約選手としての心境と、今後の目標について迫ってみた。
(文・聞き手/卓球王国編集部・小川勇気)
――2026年1月からミズノと契約しましたが、そのきっかけや経緯について教えていただけますか?
枝廣瞳選手(以下、枝廣): 実業団の選手でメーカーと個人契約を結ぶケースは珍しいと思うのですが、ミズノさんの担当の方が私の出身大学(神戸松蔭女子学院大(現:神戸松蔭大))と近い場所におられたこともあり、ご縁があって声をかけていただきました。
それまでメーカー契約をしたことがなかったので、お話をいただいた時は素直にとてもうれしかったです。特にアパレルやシューズに力を入れているミズノさんのウエアを着て試合に出られることは、本当に光栄だと感じています。
――実際にミズノのウエアを着てみて、着心地やプレーへの影響はいかがですか?
枝廣: 汗をかいてもすぐに乾く通気性の良さがあり、嫌なベタベタ感が一切ありません。とても軽くて、まるで「何も着ていない」かのような感覚です。腕の動きを邪魔せず、体のラインも綺麗に見せてくれるデザインで、良いことづくめですね。ウエアの存在がまったく気にならないので、100%プレーに集中できています。

――シューズは『ウエーブメダル8』を着用されていますね。履き心地や機能面の印象はいかがですか?
枝廣: 私は契約以前からミズノの『ウエーブメダル』シリーズを愛用していたのですが、『ウエーブメダル8』は特に、左右の大きな動きをした時に流されず、しっかりと踏ん張って止まれる安定感があります。前後の動きはもちろん、激しいフットワークでも横ブレしないのがすごく良いですね。旧作よりも一段と軽くなっていて、ステップも非常に踏みやすいです。

――契約選手となってから、心境や意識に変化はありましたか?
枝廣: ミズノの看板を背負って試合に出る以上、自分がしっかり勝ってアピールすることが大きな使命だと思っています。それが良い意味でプラスに働いていて、心の底から頑張れています。
実は私、ミズノのユニフォームを着て試合に出てから、今年度は個人戦のシングルスでまだ一度も負けていないんです。 直近の大会(8月末〜9月初旬開催の日韓交流戦)でも、決勝で韓国選手に勝利して優勝することができました。良いモチベーションのまま試合に臨めています。

――最後に、枝廣選手が目指す今後の目標を教えてください。
枝廣: 私の卓球人生の最終目標は「全日本選手権で優勝すること」です。これは、大学時代に指導していただいた寺田愛さん(旧姓:坂田/元全日本女王)から、「あなたには可能性があるよ」という激励を受けて、「自分も寺田さんに追いつきたい」と思ったことが大きなきっかけでした。
ここからは、国スポ(国民スポーツ大会)、Tリーグ、全日本総合団体、全日本社会人、後期日本リーグ……と毎週のように試合が続きますが、ハードスケジュールの中でケガに気をつけながら、全日本優勝という目標に向けてどこまで突き進めるか追い求めていきたいです。
ミズノのウエアとシューズを武器に、さらなる進化を遂げる枝廣瞳。背中に背負うブランドの誇りと、恩師に肩を並べる「全日本優勝」をつかみ取るという強い信念を胸に、彼女の挑戦はこれからも続いていく。

【プロフィール】
枝廣瞳(えだひろ・ひとみ)
2001年2月17日生まれ、岡山県出身。岡山市立芳泉中 → 進徳女子高 → 神戸松蔭女子学院大 (現:神戸松蔭大)→ 中国電力ライシス。2023・24年全日本社会人選手権女子シングルスベスト8、25年全日本選手権女子ダブルス3位、23・26年日本リーグビッグトーナメント女子シングルス優勝


